概要
実施施設名 | 横浜市立保土ヶ谷小学校 |
実施日時 | 令和5年12月7日 3~4校時 |
対象者 | 4年生 全体45名 |
内容
(1)導入
○講師の自己紹介と講座の参加の仕方について
○講座目的とキーワード
(2)目の見える人も視覚以外を使って生活していることの想起
(3)日常生活
○既存状況で障害がない事例
○社会の仕組みで障害がない事例
○見えるのがあたりまえとして作られているものには障害がある
→自分なりの工夫で障害を無くす
→人の配慮が障害をなくす
※盲導犬の役割等、含む
(4)児童自身が受けている配慮の想起
(5)障害はどこにあるのか、どうしたら解決できるのかの演習
(6)まとめメッセージ
学校からの感想
〈児童から〉
○話を聞いてからは街にある工夫を気にするようになりました。 しかし そんな場所は今 少ないということを聞いて驚きました。 なので自分たちでもできる 少しのバリアフリーをしたら、みんなが楽しく過ごせる社会につながるかなと思いました。 これからは 相手の気持ちを もっと考えてバリアを張らないで仲良く過ごせるように工夫したいです。
○人権教室を受ける前は、目の不自由な人は生活していくのが大変だと思っていました。 でも人権教室を受けて ちょっとした 工夫をすれば、目の不自由な人も普通に生活していけることも 初めて知りました。目の不自由な人のために、 信号は音がなったり、足の不自由な人も使う スロープ、 エレベーターなど いっぱいあります。 しかしその反対に バリアのあるものもあると知りました。 階段、音の鳴らない信号、エスカレーター、 この他にもあります。 いつか バリアのない世界になることを願います。
○目が見えない人が盲導犬に合図などを送って動かしていることを知りました。今までは 盲導犬にコンビニに行きたいと言うと コンビニに連れて行ってくれるものだと思っていました。
○困っている人がいたら僕も声をかけられるようになりたい。
〈先生から〉
○「みんなちがってみんないい」という言葉を深く理解しているように感じました。
○体に何らかの不自由を抱えていなくても身の回りの障害で自分たちも不自由になることがあると理解した子どもたちは、机やロッカーの周りの整理整頓をしている姿がみられました。