概要

実施施設名横浜市立善部小学校
実施日時令和5年12月8日(金)3・4校時
対象者1・2・3年生 全体222名

内容

(1)導入
 ○講師の自己紹介と講座の参加の仕方について
 ○講座目的とキーワード
(2)目の見える人も視覚以外を使って生活していることの想起
(3)日常生活
 ○既存状況で障害がない事例
 ○社会の仕組みで障害がない事例
 ○見えるのがあたりまえとして作られているものには障害がある
  →自分なりの工夫で障害を無くす
  →人の配慮が障害をなくす
  ※盲導犬の役割等、含む
(4)児童自身が受けている配慮の想起
(5)障害はどこにあるのか、どうしたら解決できるのかの演習
(6)まとめメッセージ


 

学校からの感想

〈児童から〉

○目の見えない人が信号で困っていたら、「赤だよ」や「青だよ」と言えばいいんだなと分かりました。 あとクラスや学校などでも友達が困っている時は、その時に合った対応をすればいいんだなと改めて思いました。

○助け合いって大事だなって思いました。

○障害で困っている人をみんなで助けて、困ることをさせない世界にしたいと思いました。困っている人を助けたいです。

○自分と違っても嫌いにならないで、みんなと関わっていきたいです。みんな違ってみんないいという言葉は、絶対に忘れたくないです。

○みんなが幸せに暮らすには「誰もが入れるところ、誰もが渡れる信号」などがあるといいと思いました。困っている人がいたら人助けしてみたい。

○私の将来の夢は大工さんだから家やお店を作る時に 足が不自由な人や 目が見えない人も誰でも入れるところを作りたいです。

〈先生から〉

○盲導犬とその仕事に興味をもつ児童がたくさんいました。お話や寸劇等を通して、周囲の配慮や社会の仕組みによって障害を減らせることがわかり、自分にできることを考えようとする姿が見られました。

○1年生はお話を聞いたり、盲導犬に会えたりしたことが嬉しかったようです。2・3年生は盲導犬の仕事や、点字ブロック、音の出る信号機などについて理解するとともに、障害は個人でなく社会にあることを理解し、自分にできることをしたいと思っている様子がみられました。今回のテーマ「みんなちがって、みんないい」は児童も知っている言葉ですが、単なるスローガンでなく、具体的なイメージがつかめたのではないかと思います。