概要

実施施設名横浜市立上菅田笹の丘小学校
実施日時令和6年2月7日 10:35~11:50
対象者4年生 学年全体149名

内容

(1)導入
  ○講師の自己紹介と講座の参加の仕方について
  ○講座目的とキーワード
(2)目の見える人も視覚以外を使って生活していることの想起
(3)日常生活
  ○既存状況で障害がない事例
  ○社会の仕組みで障害がない事例
   →人の配慮が障害をなくす  ※盲導犬の役割等、含む
   →配慮の実践(誘導体験)
  ○見えるのがあたりまえとして作られているものには障害がある
   →自分なりの工夫で障害を無くす
(4)障害はどこにあるのか、どうしたら解決できるのかの演習
(5)まとめメッセージ


 

学校からの感想

〈児童から〉

○人は些細なことでもバリアを張ってしまい、それは自分は大丈夫だと思っていても、他の人はそれに困っているかもしれないことを知らないんだなとわかった。バリアを張らずに、他の人のことも考えて行動することが大事だということがわかった。しかし、町には自らバリアを張ってしまったりする人がいることがわかった。

○ 障害について 全然興味がなかったけど、 話を聞くことで興味を持ちました。いろいろな話を聞いて知らないことを知れたし、これからは人が困ることはやめようと思いました。いろいろな人がいることを知れてよかったです。

○以前は誰かに手伝ってもらったりしないと、何もできないと思っていましたが、手伝いがなくても経験したことをもとにして、1人でもいろいろできるんだなと思いました。きょう学んだことでバリアがない世界にしていきたいです。

○目の見えない人は盲導犬の言う通りに動いているだけだと思っていたけど、目の見えない人が指示をして動いていることがよくわかりました。

○人や盲導犬たちで目が見えない人を支えることでバリアを無くすことができる。あと障害のない人でもバリアがあることを聞いてびっくりした。人の力で バリアをなくすことができることも 初めて知った。

○障害がある人を「かわいそう、怖くないのかな」と思っていたけれど、違うことが分かったし、他の人たちの配慮などがあると少し楽になれると思ったので、今よりももっとバリアフリーにすると、みんな 住みやすいなと思いました。

〈先生から〉

○講座終了後には、友達同士で講座の内容について話をしている姿がありました。

○大人としても、「個人的な障害」「社会的な障害」という概念に気付かされました。知らずに作っている「社会的障害」を少しでも無くして「だれもが楽しく暮らせる社会」を作っていけるように尽力していきたいと思います。