更新日:2022年8月18日

「障害」ってなんだろう
「障害」はどこにあるんだろう

~体にある障害と社会にある障害~
あなたの気付きと行動で誰もがともに暮らせる社会を目指して!

「障害」を人権の視点で捉える福祉講座を視覚障害当事者が講師となって提供しています。

本法人は小学生以上の皆様への福祉教育事業を中心に活動しています。人権の視点に立った世界的な障害の考え方で、そしてSDGsの目標に沿った講座を提供しています。

講師は視覚障害当事者です。
児童生徒の皆様には福祉教育という形で、そして行政・企業・地域の皆様にも研修や学習会などの機会として講座を提供しています。


視覚障害当事者を学校や企業、地域コミュニティなどに派遣いたします。(講師派遣事業)

視覚障害当事者を学校や企業、地域コミュニティなどに派遣いたします。
うかがうのはこんな人たちです。

講座費用 一講座5,000円(交通費込み)

講座のための冊子を用意しています。

冊子の一部を紹介します

冊子の中心となる部分を確認できます。(画像をクリックすると拡大表示されます)

福祉教育講座冊子14、15ページ目
福祉教育講座冊子22、23ページ目
福祉教育講座冊子26、27ページ目

PDFファイルをダウンロードいただき、ご活用ください。

こちらをダウンロードしてご活用いただいた方にお願いです。
どのようにご活用いただいたのか、ご覧いただいた感想等、できましたら「お問い合わせフォーム」からご一報いただけますと幸いです。

☆☆☆この冊子の文章・イラストの著作権は(特非)神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワークに帰属します。この冊子の全部を複製することは可能ですが、個別のイラストを無断で使用することは固く禁じます☆☆☆

今までの啓発研修とはここが違います。

日常生活を通して社会がもつバリアを感じることが多い視覚障害当事者が、自分の障害を題材として共生の視点で講座を進めます。
このことにより受講者の「センシビリティ」は高められ、「相手の立場になって考えることのできる思いやりの心」が育てられます。

従来の啓発研修当法人の福祉講座
焦点身体機能差別や不平等
基礎となる障害のモデル障害の医学モデル障害の社会モデル
目的行為の転換障害理解の転換
研修実施者医療や福祉の専門家障害者本人
体に障害がある人への見方庇護する対象として見る一人の人間として尊重
障害の個人モデル障害の社会モデル
健常を正常とする多様な個性を持つのが当たり前とする
障害の原因個人社会
目標健常者になること個人に応じた合理的配慮が提供されることが当たり前となること
価値「できる」ことを当たり前とする能力主義様性を尊重する平等社会
解決健常者になること社会が作り出している「障害」の除去
解決の過程個人の機能障害の回復法律・条令の整備による制度の構築と建設的対話による合理的配慮を実現させていくための具体的な取り組み
出典:久野研二(2018)「社会の障害を見つけよう:一人ひとりが主役の障害平等研修」(現代書館)をもとに作成

★講師派遣事業紹介リーフレット(PDF A4裏表3つ折り) →ダウンロードしてご活用ください。
講師派遣事業紹介リーフレットテキスト版

お問い合わせフォームからご連絡ください。

私たちがめざしていることは2つです

「だれもが暮らしやすい共生生活の構築に必要な人材を育てること」、そして「視覚障害の本質を正しく伝えること」の2つです。

外国人、高齢者、松葉杖・ベビーカー・車椅子利用者など、いろいろな人がいる、白杖を持った女性が中央にいる画像

福祉とは、幸せのこと。

社会には多様な人(いろいろな人)がいます。
肌の色や目の色、髪の毛の色も様々。年齢も様々。目や耳や鼻の形だって、みんな違いがあります。体格だって様々。
体の機能だって様々。
二本の足を使って移動する人、杖と足で移動する人、車椅子で移動する人。
目で見て情報をとる人、耳で情報をとる人、触って情報をとる人、それらの2つもしくは3つを組み合わせて情報を取る人。
得意なこと・好きなことだって様々。
地球上の何億人という人々の中で誰一人として同じ人はいないのです。

こんな多様な人が暮らしている社会。
何で「暮らしにくい(困る・不便)」がある人と、そうでもない人がいるのでしょうか。
誰もが互いの違いを認め合って、配慮し合うことができたら皆が幸せに暮らせる社会になるのではないでしょうか。

「障害」を人権の視点でとらえる福祉講座を提供します。

「障害」を人権の視点でとらえる福祉講座を提供します。

①体に機能障害がある人に「障害(困ること・不便なこと)」はなぜ起こるのでしょうか。
→社会が多様な人を受け入れない仕組みになっていることが、体の機能障害がある人に「障害(困ること不便なこと)」を作り出していることに気づくことで、はじめて「障害」の根本原因をなくすことができるのではないでしょうか。(障害とは参照
② 一人一人の心がユニバーサルデザインになること(心のUD)により、体の機能障害がある人の「障害(困ること・不便なこと)」がなくなるだけでなく、だれもが幸せになれるのではないでしょうか(身近なところに目を向けてみよう参照)、

そしてこのことを理解することで「いじめなどは、自分たちで無くすこともできるし、作り出してしまうことにもなる」ということを気づくきっかけとなる時間を、多くの子供たちに提供していきたいと思っています。
そこから共感的理解を進めることで、子どもたち自身が、多様なニーズと個性を持った他者の人格を認め尊重することの大切さを、自分の問題として考えられるようになることを私たちは願っています。

まずは基本的なところを押さえておきたいと思います。

本法人の福祉教育活動の目的は「だれもが暮らしやすい共生社会の構築に必要な人材を育てること」です。

いろいろな人がいることを知り、共に生きる意識を持った心豊かな人が増えることを目指しています。

視覚障害の本質を正しく伝えることも、目的の一つです。


※本法人会員が「JRPS神奈川」のページに、よくいただく質問とその解説を掲載しています。そちらも参考になさってください。
JRPS神奈川「クラリス姫の福祉教育」(外部サイト)のページへ

【連絡先】
〒231-0028 神奈川県横浜市中区翁町2の8の5 第一東里ビル302
TEL:090-6940-2823
FAX:無し(お電話またはお問い合わせフォームにてご連絡ください)

社会福祉法人神奈川県共同募金会

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