1. 実施施設名(学校名など): 東京都大田区立入新井第一小学校
2. 実施日時: 平成22年10月21日 5、6校時
3. 対象者: 小学4年 一クラス30人程度を3クラス(各クラスに一人ずつの講師)
4 実施内容
(1) 視覚障害者の見え方にも様々有ること(弱視・全盲)
→弱視のために結果的に無視してしまったり、ぶつかったりわからないことがある人もいる。弱視の人を温かい目でみてほしい。
(2) 弱視体験
(3) 視力を使わないで物を探す体験
(4) 視覚障害者の日常生活についての話
(5) 誘導体験
(6) 質問タイム
(7) 盲導犬とのふれあいタイム
5. 講師の感想及び生徒の反応
児童の反応がとてもよく、いろいろな体験にも積極的に取り組み、質問もとても多く出された。
弱視体験では、児童皆がその見え方について、口々にその様子をよく発言していた。
駅や交差点での音サインについて質問したときに音響式信号機はほとんどの児童が知っていたが、駅のトイレや改札の盲導鈴等はあまり気にとめていなかったようだった。
伝えたいことがたくさんあり、時間が足りないと感じられた。
盲導犬とのふれあいは児童がとてもよろこんでいた。
6. 学校側からの感想など
・半透明のビニルや逆メガホンで見えにくさの体験ができたことや、工夫された道具を実際に見せていただいたことに、子どもたちはとても興味をもっていました。
送迎の際、一緒に道路を歩くことで、次に目が不自由な人にお会いしたときにお手伝いしようとする心情を持つことができました。
・夏に拝読しましたHPから、こんなにすてきな授業をしていただくこととなり、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、事前にいただいたパンフレットも活用させていただきました。教科書の何倍も(!?)よく読んでいた子供たちです。