1. 実施施設名(学校名など): 横浜市立秋葉中学校
2. 実施日時: 平成22年12月15日 1~2校時および3~4校時
3. 対象者: 中学1年生約150名 (2クラスずつ 2講座実施)
4 実施内容
(1) アイマスク体験
○ アイマスク体験をする意味と注意事項の説明
○ 聞いてわかる体験
○ 触覚でできる体験(おりがみ)
○ 視覚情報を聴覚情報に置き換えてできる体験(じゃんけん・あっち向いてほい)
○ 視覚情報を言葉に置き換えて伝える体験
→見える人が視覚情報を言葉で伝えてくれることの大切さ
(2) 視覚障害者の日常生活の話
(3) 視覚障害者誘導体験
○誘導の仕方の紹介(通常・狭いところ・階段など)
○ 空いている椅子のすすめ方。
(4) 質問タイム
5. 講師の感想及び生徒の反応
聞いてわかる体験では、熱心に耳をかたむけ、思ったことを声に出していてよかった。
おりがみ体験では「わーやりにくい」「角がちゃんと折れない」などの声は聞こえてきたが、「できない」というような言葉はなかった。
じゃんけん体験では、声を出せば良いというルールをすぐに思いつき、かなりの盛り上がりで、ペアになった相手とエキサイティングな戦いをしていた。
全体的に淡々と進められた講座だったが、こちらの気持ちは通じた講座だったと思う。
6. 学校からの感想など
実体験を聞けて感じるものがあったようで、よく集中して取り組んでいた。
アイマスクをして折り紙を折ることやじゃんけんをすること、そして介助の方法に特に興味を持って取り組んでいた。
障害を個性と捕らえ、触れ合ってみたいと言う気持ちが沸いてきた生徒たち。そんなときに講師の方と出会えて、とても充実した授業となりました。
アイマスク体験で、視覚のないことの不安やこわさを少し感じられたことで、困っている障害者に声をかけようという気持ちが出てきたようです。