1. 実施施設名(学校名など): 横浜市立神橋(かみはし)小学校
2. 実施日時: 平成23年11月1日 3~4校時
3. 対象者: 5年3組 28名
4. 内容
(1) アイマスク体験 30分間
・ アイマスクを着用して自分が折れるおりがみを2作品ずつ作成
・ 自己紹介をしながら、何を折ったのか、感想はどうかなどを発表
(2) 休憩
・ 講師が持参した便利グッズを見学
(3) 日常生活についての話
・ 慣れた家の中でも、うっかりして、半開きのドアにぶつかったりすることもあるなど、失敗談や、見えなくても、さわってわかるように工夫していること
・ 見える人から情報をもらえれば、見えなくても生活が出来ること
・ 困っている人は、障害者だけではないので、身近にいる家族や、友達に、まずは優しい気持ちを、向けてほしいこと
・ 町で高齢者や、障害者など、困っている人を見かけたら、声をかけて、お手伝いができる優しい人になってほしいこと
・ 弱視研修生の弱視の立場の人の話
(4) 誘導体験
・ 数名の児童が実施
(5) 質問タイム
5. 講師の感想など
・ アイマスク体験では、色がわからない、ぐちゃぐちゃになってしまったなどの児童からの感想が出た。これを児童の自己紹介の形で全員が発表しあえたことはよかった。
・ 誘導体験の時に、高齢の方と暮らしている児童さんが、自然に声かけをこまめにしてくれたのは、日頃からの生活に根ざしたものと実感した。
・ 先生の取り組み姿勢が素晴らしく、人のことを思いやれる児童になってほしいという先生の熱い気持ちがとてもよく伝わってきて、とても進めやすい講座だった。
※ 11月26日の「学びの広場」に講師が招待されました。
○グループに分かれて、調べたことをクイズ形式に発表
○保護者希望者によるアイマスクおりがみ体験
○誘導体験
→体験後に、感想を一人ひとり聞いて終了。
講師に自分の服装を説明し触らせてくれた児童がいたり、自分から話しかけてくる児童もいた。
今までは、講座当日だけで終わっていたが、今回は、講座を通じて児童が学習したことを発表する場に参加でき、その成果を聞くことができ、とても良かった。