1. 実施施設名(学校名など): 横浜市立菅田中学校

2. 実施日時: 平成24年 9月25日 12:45~15:35

3. 対象者: 中学 1年生 約30名ずつ

4. 実施内容

◇ 点字体験コース
(1) 二人の講師の講話
○自己紹介
○視覚障害者にとっての点字の意義
○点字を皆にしってもらう大切さ
など
(2) 点字を書く
1) 点字の組み立て等の話
○1文字6点が基本
○『あ行』の文字に他の点を加えて『か行』等ができる
○『や行』と『わ行』はイレギュラーながら、この2つは共通している
○濁点等は前置する(読むときの便宜さから)
○小文字を書くことができないので、拗音や促音がある
など
2) 書き方の説明
○マス・行・点筆 などの基本用語
○・点字は右から書く原則・『切れ続き』『分かち書き』の原則・『う段・お段』の長音の原則
など
3) 実際に書く
(3) 質問タイム

◇アイマスク体験コース
(1) 講師と参加生徒全員の自己紹介
(2) 日常生活の工夫の講話
○朝起きてからここに来るまでの話 
など
(3) アイマスクをして視覚以外からの情報収集の体験
1) おりがみ
2) 背中にひらがなを書く伝言ゲーム
3) キャッチ ゲーム
4) 小銭の識別
(4) 質問タイム

5. 講師の感想など
・点字体験は、多くの生徒が小学校4年のときに経験があったこともあり、学校名・氏名を正確に書いていた。
・アイマスク体験はとても元気な生徒たちだった。
・「点字を教えることが福祉教育なのか」という疑問はある。普段使用しない点字を学び、当事者の話を聞くことから、生徒が何を感じて学び取るのか。講座の意味をしっかり考えて提供する必要があると思う。

6. 学校からの感想等
・点字では、大変興味を持って話を聞けたり、点字の活動ができた。
・アイマスクでは講話を真剣に聞き、体験活動を興味を持って行っていた。
・フリータイムを設けるとよかったと思う。

福祉教育活動報告トップへ | 福祉教育トップへ