1. 実施施設名(学校名など): 神奈川県立藤沢工科高校
2. 実施日時 平成24年10月12日 10:00~11:45
3. 対象者: デザイン科 2年生 25名
4. 内容: 湘南台駅付近における案内板を素材に、見やすい案内板についてのフィールドワークと講話
(1) 弱視講師の見え方と白杖を持っている意味についての説明
(2) 案内板・サインの点検
〈チェックポイント〉
○ ポイント1 設置場所、形について
①案内板を発見しやすいか
②目的の案内板にすばやく近づくことができるか
③板面の高さは読みやすい高さにあるか
○ ポイント2 盤面のデザインについて
①「盤面」と「図や文字」の組み合わせはどうか
②文字は、読みやすい大きさか
③文字のフォント「書体や色」読みやすいか
以上のチェックポイントをもとに、実際に、駅の案内板やサインを見ながら、指導スタッフと弱視講師とのやりとりや、弱視講師の行動などを、生徒がチェック。
○ 実際の案内板について、
「なぜ見にくいのか(明るさ、色づかい、表示位置など)、どう改善したらいいのか」について弱視講師が具体的に説明。
○ 生徒の白内障の弱視体験
(シミュレーションゴーグルを使用)
(3) 学校にもどっての生徒との意見交換
(時間がとれなかった)
(4) 弱視講師と指導スタッフとの意見交換
5. 講師の感想など
○ 今回の授業を通して、生徒たちが視覚障害者のことを少しでも理解できたのではないかと感じた。
○ 見学中や学校に戻る際に、生徒たちからの声がほとんどなかったことが残念だった。
○ 講師自ら生徒に質問を発してもよかったと思う。