1.実施施設名(学校名など): 横浜市立秋葉小学校

2.実施日時: 平成24年11月 6日 10:40~12:10

3.対象者: 4年生 一クラス 31人

4.内容: 
(1) あいさつ、自己紹介
(2) 見え方について
○ 自分の視力について
○ 先天・中途失明の違い、全盲・弱視の違い
○ 視覚障害と一言で言ってもいろいろな見え方・見えにくさがあるという話
(3) 生活で工夫していること
 料理や家での生活、外出時に心がけていることや、工夫していることについて
(4) 便利グッズの紹介
 点字番、点字電子手帳、時計、携帯などを見せ、実際に打ったり音を聞いてもらった
(5) 誘導のしかた
 代表で前に出てもらい、声の掛け方、誘導してくれるとき、1歩前を歩いてもらうと安心することなどをデモンストレーションした
(6) 質問タイム
(7) アイマスクをして手作業など
○ 装着時の注意・説明
○ 鉛筆入れから鉛筆と消しゴムを出す
○ ジャンケンゲーム
 ・ 見ずにどうやってするかを考える
 ・ 5分程で3回勝負
○ アイマスクをはずし、鉛筆と消しゴムが正しく出せたかの確認
(8) まとめ
 街で困っている人をみかけたら気軽に声をかけてほしい

5. 講師の感想など
・  全体的にとても良く話を聞き、児童からの先生の信頼度も高いクラスのようで、とてもやりやすかった。
・ 校長室にクラス全員で迎えに来て誘導してくれた。そのときに、緊張している子、楽しそうにしている子といろいろと児童の様子がわかりよかった。

6. 学校からの感想等
・ 何でも聞いてくださいと講師から話を聞いていたので、児童が安心して関われた。
・ 電子手帳や白杖、時計など生活に密着した道具に特に興味を持っていた。
・ もともと引っ込み思案な子どもたちなので、誘導体験の際にどのように声をかけたらいいのか迷っている様子はあったが、講師の方のお話や体験をしっかりと学ぶことができていたと思う。

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