1. 実施施設名(学校名など): 横浜市立芹が谷南小学校

2. 実施日時 平成24年11月26日 3~4校時と給食交流

3. 対象者: 4年生全員 2クラス 72名

4. 内容: 
(1) 講話
1) いろいろな見え方があること
→ 弱視体験等
2) 生活の工夫、便利グッズ(パソコン等コミュニケーションツールも含む)の紹介など
→ OHP利用で全員に見えるように
3) 誘導法
→ 数人の児童が講師を誘導
※ 町で困っている人を見かけたら声かけてね

(2) 2つの体験
→クラスごとに半分の時間ずつ「サウンドテーブルテニス(STT)」と「音あて・おりがみ」に分かれて体験

○ STT体験
1) 説明とデモ
2) 児童全員がアイマスクをして体験
3) 当事者講師とアイマスクをした児童・先生
4) 当事者講師とアイマスクなしの先生

○ おとあて・おりがみ
1) アイマスク装着
2) 音あてクイズ
3) 自分で折れるおりがみを折る
4) アイマスクをはずす
5) 講師のデモおりがみ
→ 耳からの情報や、手でさわって確認したり、ちょっとだけ教えてもらう事で、こうして折り紙もできるし、皆と同じ様に、趣味を楽しむ事も出来るので、かわいそうとか、大変なんだと思わないでほしい事を伝えた。

(3) 質問タイム

(4) 給食交流

5. 講師の感想など
○ 児童がとても積極的に興味を持ち、いろんな場面で、優しさを感じ静かに授業に取り組んでくれていた。
○ 音あてなどのときにアイマスクをして作業をしたときに「見えないと大変だ」という感想が割合と多く出ていたので、講師がフォローをになる話をした(音あての「→」以降を参照)。
○ 休憩時間や給食時間も講師のそばに来て、質問したりグッズを見たり、いっしょにおりがみをしたりと、児童が積極的に関わろうとする場面が多かった。
○ 最寄りバス停からの行き帰りや校内の誘導に来た児童も、みな気持ちよく丁寧に接してくれた。

6. 学校からの感想など
○ とても、わかりやすく、詳しく、話していただいたので、子ども達の気持ちが、その後ずい分変化した。
○ 事前に、学習していたので、知識としては知っていましたが、実際に、交流させて頂いたり、生の声をうかがえたことで、"本当の気持ち"を知ることができ、その後、フェスティバルで、もっと広く伝えたいと、意欲的だった。
○ 一緒に活動できた、卓球と折り紙は、とても嬉しそうだった。
○ 誘導の体験もドキドキだったようだが、よい経験をさせて頂けたと思う。

福祉教育活動報告トップへ | 福祉教育トップへ