1. 実施施設名(学校名など): 横浜市立中田小学校
2. 実施日時: 平成24年12月6日 2~3校時(2校時は低学年 3校時は高学年)
3. 対象者: 全校児童 約800名
4. 内容:
(1) 視覚障害者の生活や工夫の話し
→プロジェクターにより、見ながら、点字ブロック点字表示、その他の工夫、音声案内の確認をしながら
(2) 誘導法
→代表児童が講師を誘導、他の児童は見学
(3) サウンドテーブルテニス(視覚障害者と楽しめる卓球)
→代表児童が講師と体験、他の児童は見学
(4) 質問タイム
5. 講師の感想など
○ 事前学習で、本法人製作の冊子を利用し、聴覚や触覚を使う体験をしていた。
→ 「聞くことや触ることで何かをするのは難しいなと思ったが、実際に講師の話を聞いて、自分たちと変わらないと思った」という感想があった。
○ 事後学習で安全誘導体験のために、アイマスクを使わずに、全員、各教室でおこなった。
→ 「声かけのタイミングが難しい」という感想があった。
○ 最寄りの駅から学校までの行き帰りの誘導の児童はそれぞれに緊張していたが、講師と良い交流の場となっていた。
6. 学校からの感想など
○ 子どもたちはとても集中してきいていた。
○ 時間がかぎられていたため、そこに至る努力や、心情までうかがい知れなかったのが残念だった。
○ 話が具体的で映像もあり、分かりやすかった。
○ 事前にアイマスク体験をしたことで、講演会に興味をもって参加していた。
○ 音を聴く体験では、子ども達が集中して耳をすませて状況を考えていました。
○ 駅の音などの音の体験もよかった。
○ 事後の誘導体験もやってみるとなかなかうまくできず、でも、お話をきいた後で実際に手伝えるようにしたいとの声が多かった。
○ 実際に誘導や卓球をさせてもらえたのはとてもよかった。
○ 卓球のデモンストレーションや音のでるパソコンの様子にも興味をもっていた。
○ 普段何気なくすごしていることの中にも気づくことがたくさんあった。
○ 質問コーナーは事前に学習したことをもとに、もう少し充実させられればよかった。
○ 点字ブロックに人がいると困る、手をかしてくれると助かる人もいるなど、子ども達が自分達でできることについてお話をしてくださったのが子ども達にとってはとてもよかった。
○ まち中の信号や点字など、たくさん紹介していただいたが、「こういうのが困る」や「こうしてほしい」など、子どもたちがこれからどうしていくのがよいかをもっと気づけるようなことがあればよかった。