1. 実施施設名(学校名など): 横浜市立野庭すずかけ小学校

2. 実施日時: 平成24年12月7日 3~4校時

3. 対象者: 4年生全員 3クラス 86名

4. 内容: 
(1) 簡単な講師の自己紹介

(2) アイマスク体験
→アイマスク体験で「見えなくてわからないこと」でなく、目以外からのことで「わかること」に意識を向けるように促してからはじめた。
○聴覚活用・・・音あてクイズ
→日頃聞き慣れている音を聞いて何かを当てる。
○触覚活用
→日頃使い慣れている物を手先の感覚で探し出す(鉛筆入れを使用)

(3) 日常生活において、よく使っているグッズの紹介
○携帯電話、点字ディスプレイなど
→聴覚・触覚により情報を取り入れること

(4) 講話
○いろいろな見え方の人、見えなくなった時期や経緯の違い
○日常生活の様子
○障害のあるなしに関わらず、いろいろな違いがある人々がみな幸せに暮らせることが大切。
→このことを踏まえ、「クラスのだれかが視覚障害になったらどうするか」を考える課題を課し少しの時間思うことを児童に出してもらった。
→視覚障害でなくてもクラスで困っている人がいたら声掛け合うことができたらいいね(やさしさの輪をひろげよう!)。

(5) 誘導体験
○白杖の意味の説明
○誘導のポイントの説明
○代表児童による当事者の誘導

(6) 質問タイム

5. 講師の感想など
○ 対象児童を直接担任する先生が打ち合わせに来なかったため、不安であったが、社協や福祉担当の先生がきちんと打ち合わせ内容を伝えておいてくれて、また打ち合わせに来た先生も講座に同席されていて、講座を円滑にすすめることができた。
→ しかし、担当学年の先生には打ち合わせにきちんと来てもらいたい。
○ 行き帰りや校内の移動の誘導は、講座対象児童の良い体験活動の機会となることを、もっと学校には知ってもらいたい(より推奨していくべき)。
○ 児童は活発で元気良く、程よく騒がしくて子供らしかった。

6. 学校からの感想など
○ 一人一人が参加し、子どもの心や行動に変化が見られた。
○ アイマスク体験に興味を持って取り組んでいた。
○ 私達自身、関わり方を学び、少しでも困っている方をみたら、また自ら声をかけて、力となれたらと思っている。
○ 三人の方それぞれのお人柄が感じられ大変良い学習の場となった。

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