1. 実施施設名(学校名など): 横浜市立左近山小高小学校

2. 実施日時: 平成24年12月12日 3~4校時

3. 対象者: 4~6年生全員 88名

4. 内容: 
(1) 講話
・ 視覚障害者の生活の工夫など
・ 講師の見えなくなった時期や白杖を持って歩くようになった経緯の紹介
・ OHPを利用し、便利グッズの紹介
・ プロジェクタを利用し、点字ブロック、音の出る信号機、点字付き券売機・家電製品などの紹介や手がかりとなる音の紹介

(2) 体験
1) 誘導体験
→ 全員が体験
2) サウンドテーブルテニス(STT)体験
→ 代表児童が体験

(3) 質問タイム

5. 講師の感想など
○ 最寄りバス停に迎えに来てくれたときに、先生が児童の様子などを伝えてくれたので、和やかに話がはずんだ。
○ 最寄りバス停に児童が迎えに来たときに、工事の大きな音がしていたことから、状況が把握しにくい時に、声をかけていっしょに歩いてくれる人がいたので助かったことを伝えた。
○ STT体験から、「だれでもが最初から上手にできることはなく、みんなが勉強がわかるようになったりできることが多くなったりするのと同じ事だよ」と説明した。
○ 全体的に元気がいい児童さんが多い学校だった。

6. 学校からの感想など
○ 誘導を真剣に取り組んでいた。子どもは、今度また、街で会ったら、声をかけようという勇気がもてたかなと思う。
○ 実際の暮らしの様子や困った体験を聞く時もかなり真剣に聞いていた。
○ 実体験をともなうお話があり、また、写真や音声を発するパソコンや携帯電話、身の回りの商品や物を例示していただいたことがよかった。
○ 子どもたちが、どんなことで、お手伝いができるか、また、視覚障がいのある方が、街中で、どんな時に困るのかなど話していただき、とてもわかりやすかった。
○ スポーツや子育てのお話など、お二人が、普段から豊かに楽しくすごしていらっしゃることも伝わってきた。そういうことがわかることが大事だと思う。

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