2013年 1月31日 杉並区立松庵小学校「日立ユニバーサルデザイン出前授業」に協力参加⑦

1.実施施設名(学校名など): 杉並区立松庵小学校

2.実施日時: 平成25年1月31日 3~4校時および5~6校時(1クラスずつ、2講座実施)

3.対象者: 5年生 学年全体 2クラス

4.内容:
(1) 日立の紹介
○何をつくっている会社か
○「ものづくり」をするときにUDの考え方を大切にしている会社であることの紹介

(2) 今日の授業の流れと覚えてもらいたい3つのことの紹介
○ユニバーサルデザイン(UD)とはどういうことか
○UDに必要なこと
○UDに大切な心

(3)UDとは何かの説明
○バリアフリーとのちがいなど

(4) 視覚を使わないで認識する体験
○袋の中味を見ないで何かを当てる体験
○目を閉じてリモコン操作をしてみる体験

(5)当事者講師の話
○生活の工夫の話を通じて、情報の取り方について

(6) グループワーク
○誰にでも使いやすいテレビリモコンのデザインのアイディアを、児童が班ごとに考える
○各班ごとの発表

(7) UDに必要なことと事例紹介
○UDを考える上で必要なことやその例を紹介
○日立の製品にはどんな工夫がされているかを紹介

(8) 今からできる心のユニバーサルデザイン
○「思いやりとたすけあう心」をテーマに子供たちにもできるお手伝いについて
→まずは家族や、学校内の困っている人に声をかけて手助けできる人になろう。

(9) 質問タイム

(10) おさらい
○きょう覚えてもらう事項(上記の(1)について)の再確認。

5. 講師の感想など
○10分間で我々の話をまとめなければならないので、伝えきれていないだろうなと思った。
○「変形菌」の研究をしている児童やバイリンガルの児童など、大変優秀な児童がいました。また、学校全体でもとても感じの良い所でしたので、やりやすく、そして、とても私自身勉強になった。

6.学校からの感想など(児童感想抜粋)
○ テレビのリモコンを書くとき「どんな人でも」というイメージで書きました。するとすごく使いやすいものになって嬉しかったです。講師の方のいうとおりやっぱりもうちょっとうまくできればよかったなと思いました。
○ この間はユニバーサルデザインについていろいろ教えてくださりありがとうござ います。リモコンを書くとき、「キャップがあっていいね」と言ってくださり、と てもうれしかったです。

福祉教育活動報告トップへ | 福祉教育トップへ