2013年 1月17日 ・1月24日 杉並区立荻窪小学校「日立ユニバーサルデザイン出前授業」に協力参加⑤ ⑥

1.実施施設名(学校名など): 杉並区立荻窪小学校

2.実施日時: 平成25年1月17日、24日 1~2校時および3~4校時(二日間とも 1クラスずつ、一日に2講座を実施)

3.対象者: 4年生 学年全体 4クラス

4.内容:
(1) 日立の紹介
○何をつくっている会社か
○「ものづくり」をするときにUDの考え方を大切にしている会社であることの紹介

(2) 今日の授業の流れと覚えてもらいたい3つのことの紹介
○ユニバーサルデザイン(UD)とはどういうことか
○UDに必要なこと
○UDに大切な心

(3)UDとは何かの説明
○バリアフリーとのちがいなど

(4) 視覚を使わないで認識する体験
○袋の中味を見ないで何かを当てる体験
○目を閉じてリモコン操作をしてみる体験

(5)当事者講師の話
○生活の工夫の話を通じて、情報の取り方について

(6) グループワーク
○誰にでも使いやすいテレビリモコンのデザインのアイディアを、児童が班ごとに考える
○各班ごとの発表

(7) UDに必要なことと事例紹介
○UDを考える上で必要なことやその例を紹介
○日立の製品にはどんな工夫がされているかを紹介

(8) 今からできる心のユニバーサルデザイン
○「思いやりとたすけあう心」をテーマに子供たちにもできるお手伝いについて
→まずは家族や、学校内の困っている人に声をかけて手助けできる人になろう。

(9) 質問タイム

(10) おさらい
○きょう覚えてもらう事項(上記の(1)について)の再確認。

5. 講師の感想など
○自己紹介は1分間なのでエキスのみの話となったため、自分なりには「もう少し時間がほしい」と思った。
○グループワークでは、それぞれがとてもユニークな発想だった。
○視覚障害以外の障害や、子供や高齢者にも使いやすいものは何かを考えることもUDであるという話も、グループワークのコメントで再度してみた。

6.学校からの感想など(児童感想抜粋)
○ 誰にでも使いやすく、美しく、わかりやすい、ユニバーサルデザインは生活して いる中でとても便利なデザインだなと思いました。私たちも生活が不便な人に声 をかけて、世界のみんなが安心してくらせるようにしたいです。
「心のSDリモコン」を作って、生活が不便な人たちの気持ちになっ て作ることができました。色々なお話、ありがとうございました。
○ わかりやすくて、とっても楽しかったです。いつでも、周りに気を配って、街を歩いたらいいのかなと思いました。
○ 学習してわかったことは、ユニバーサルデザインの商品の使いやすさや講師の方の話がすごくよくわかりました。リモコンデザインを考えるのや袋に入ったものをあてるのやクイズが面白かったです。

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