1. 実施施設名(学校名など): 横浜市港南区社会福祉協議会
2. 実施日時: 2013年 5月30日 9:30~11:00
3. 対象者: 職員 8名
4. 実施内容
(1) 障害とは何か
障害は社会環境との関係で生まれる。
(2) 視覚障害者は何で不自由が生じているか
「障害者」というと、とかくひとくくりにされがち、「足が不自由な方」のイメージが一般的にある。
→「足が不自由で歩けない」というイメージで見られるので、かえって援助が不便さを助長してしまうことが生じることがある。
○ 視覚障害とは、情報不足→情報があれば不便は解消される。
(3) 視覚情報を視覚以外で入手できる工夫(便利グッズの使用・ユニバーサルデザイン製品の使用・自分なりの工夫)
日常生活の工夫の例
(4) 視覚以外から情報を得る体験
→アイマスク体験で何を学習するのか
○情報遮断と機能遮断とのちがい
情報が得られない状態ではどういう心理状況になるのか
→アイマスクによる心理的、物理的弊害について
(5) 福祉教育で何を伝えていくのか
→障害者にやさしくすればいいというわけではない。身近な人に目を向け、互いの違いを認め合い理解しようとすることが大切であると通じる講座を提供していきたい。
「自分とまったく関係のない人に会った」という体験ではなく、講座を通じて自分自身のこととして考えられるきっかけを提供するのが福祉教育。
(6) 質問コーナー
5. 講師の感想など
○社協職員ということもあり、共感してくれていることが伝わってきた。
今後の仕事に生かしていただきたい。
6. 受講者の感想など
○知っていたつもりになっていたことを、しっかりと考えるきっかけとなった。
○アイマスクを学校に貸し出しする際には十分に注意していきたい。