日時: 2013年 6月30日 13:30~16:45
場所: 横浜市西区福祉保健活動拠点 多目的研修室
テーマ: 前回の宿題討議と第一回模擬授業

(1)事後アンケートの改訂作業にともない分担して成文化したものの検討
○コンパクトに伝わる本会の福祉教育理念
[ユニバーサルデザインの心を育む]
社会には、違いを持った人々が存在しています。
性別、年齢、身体的特徴等自ら変われないことも往々にしてあります。
私達障害者もその一員であるに過ぎません。
ただ、私達の生活には、様々なバリアが現存しています。
しかし、これは、人の心の中にあるバリアを取り払うことで解決出来ます。
また、機能障害が一個人にあっても、社会の意識・在り方により社会的不利をなくすことも出来ます。
それに必要なのは、一人一人が共生社会を築いて行く意識を高めていくことだと考えます。
障害者は違和感を持って見られがちですが、人間は誰一人として同じ人はいません。違いがある人々が共生している社会こそが正常な社会です。
「みんなが幸せになる社会の実現」が、私達の理念です。
この理念の元、私達の講座が未来ある子供子達に「ユニバーサルデザインの心」について考える機会となればと願っています。

○全員が必ず講座で伝えること
・1 障害は社会や環境が作り出す
障害があるひとたちと健常の人たちとの間に立ちはだかる目に見えない壁、それを取り除くことはとても難しいことのように思われますが、社会からの配慮や人々のちょっとした心遣いを感じることができさえすれば、その障害を障害ととらえることもなく、壁も自然に取り除くことができるはずです。

・2 互いの違いを受け入れ認め合うこと。
「皆さんは自分と周りにいる人たちとの違いについて、考えてみたことがありますか?
今日は目の見えない人の話を聞いていただきましたが、他にも世の中には、いろいろな人がいます。耳が聞こえない人、手や足が不自由な人、もっと皆さんの身近な所には、背の高い人低いひと、おしゃべりな人無口な人、勉強が得意な人、スポーツに長けている人、あげればきりがないほどです。その一人一人の違いに気づきお互いをみとめあうことができ、そのことを自然なこととして受け入れ合うことができれば、協力関係が生まれたり優しい思いやりの気持ちが育っていったりするはずです。そうなれば毎日の生活も、今以上にもっともっと楽しくなるとおもいます。
そうできるよう皆さんも、柔らかな心を持った思いやりにあふれた人になってくれたら最高です。

○事前アンケート
○事後アンケート
○先生へのお願い事項
○社協へのお願い事項
○アイマスク体験の留意点
○誘導方法の事例紹介
○STT卓球台の作り方

(2)模擬授業

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