1. 実施施設名(学校名など): 菅田地域ケアプラザ
2. 実施日時: 2013年8月5日(月) 10:00~12:15
3. 対象者: 小1~小5の児童合計7名
4. 実施内容
(1) 視覚障害者の生活を通したユニバーサルデザインの話と点字の意義
○ 見えない、見えにくいことによる生活上の工夫やユニバーサル商品の話など
○ 箱の中から見ないで指定したものを取り出すなどの体験
→見えない、見えにくくても工夫や商品にマークをつけるなどすれば生活しやすくなることなどの説明
(マークの1つが点字の場合があることへと話をつなげ、転じた意見に入った)
(2) 点字がある場所や見たり学んだ経験の確認と点字の書き方・成り立ちの説明
○ 受講者へ、点字を「見たことあるか、勉強したことがあるか」などの質問
→手を挙げるだけでなく声を出せば見えない人にもわかることを説明
○ 点字器の説明、点字の構成、右から書いて左から読むことなどの説明
(3) 実際に点字を書く体験(名刺や団扇づくり、トイレの点字表示づくりなど)
○ 点字用紙に点字を書いてみる
○ 自分の名刺づくり
○ タックテープに「男子トイレ」などと書いてケアプラザ内の点字表示をする
○ 色画用紙に自分の好きなことを書いて団扇に貼り付ける
→名刺や団扇や点字一覧表はお土産にして持って帰ってもらった。
5. 講師の感想など
○ はじめは気乗りしなかった児童も徐々に乗ってきて、その他の児童も真剣に取り組んでいた。予定時刻を超過するほど積極的に取り組んでいた。
○ 誤りを指摘するとすぐに直して、正しくできるととても喜んでいた。
○ 心配していた児童がいたが、しっかり取り組み、むしろ「点字で模様を書きたい」など縛られない発想もみられた。
○ 講師と児童が、容易に交流できる座席配置にできたこともよかった。
○ 事前打ち合わせのとおりに、円滑に講座進行ができた、
6. 参加者からの感想など
○ 点字を右から書くのをはじめて知った。
○ 点字は難しかったけど楽しかった。
○ 書き方が分からなかったけど書けてよかった。