1.実施施設名(学校名など): 横浜市立富士見台小学校
2.実施日時: 平成25年12月11日 3-4校時
3.対象者: 全校511名(低学年と高学年に分けて実施)
4.内容:
(1) 講師の紹介
(2)見えない人にもいろいろな見え方があること
○弱視の人がいることの紹介
→手を使っての弱視体験
○全然見えない人もいる、聞いたり触ったりすることで情報を得ていること
→低学年は鉛筆入れからものを見ないで取り出してみる体験
→高学年は「おりがみ体験」、そのあと全盲講師のおりがみのデモンストレーションの見学(手元をプロジェクターで映した)
(3)日常生活で工夫していることの紹介
(4)外出時の話
○白杖の2つの意味の説明
○寸劇を使っての説明
→いろいろなタイプの人に出会うが、そのときどんな気持ちになるの?(台本はプログラム事例集 参照)
(5)誘導体験
各学年代表一人ずつと体験
(6) 質問コーナー
(7) まとめ
○困ったことがあるのは、見えない人や障害のある人・高齢者だけではありません。みんなも困ったなっていうことがあると思います。そんなときに周りの人が「どうしたの、手伝えることあったらするよ」って声かけられたら、とてもうれしいと思います。クラスの友だちや家族の人も、誰にも困ったなと思うことがあると思います。そんなときに、無視することなく、「できることあるかな」って声かけて助け合ってください。そうしたら、街で困っている知らない人にもきっと勇気を持って声をかけられるやさしい人になれると思います。
5. 講師の感想など
○担当の先生がとてもよく準備し、全ての先生方にしっかりと伝えてくれていたので、「私は何も知らない」という先生が一人もいなかった感じだった。これは素晴らしいことだと思う。
○寸劇を手伝ってくれた先生方は、とても演技派で、児童が興味を持って見てくれた。
○代表の児童の誘導体験では、恥ずかしいのか、声の小さい子もいたが、こちらから教えなくても、はっきりわかる様に声かけをしてくれた児童もいた。このことから事前学習の成果を感じた。