1.実施施設名(学校名など): 横浜市立東汲沢小学校
2.実施日時: 平成26年11月26日、2~4校時から給食交流まで
3.対象者: 3年生学年全体 93名
4.内容
(1)講師自己紹介をしながらそれぞれの生活の様子の説明。
○ 弱視講師によるいろいろな見え方の人がいることの紹介と、拡大する道具の紹介など。
○ 主婦講師による料理等において障害なく作業をする手がかりなどの紹介。
○ 見えない・見えにくい人に配慮した意思表示の仕方に、自らが気づくための問いかけ
など。
(2)講話
日常の歩行を例に出して
○ 誰もが共に生きられることの大切さ。
○ 思いやりの気持ちで人と関わりあう大切さ。
○ 仲間はずれにしない工夫をする大切さ。
などを感じられるような講話
(3)誘導体験・便利グッズ紹介(2組に児童を分けて双方同時進行、同じことを2回
行なった)
○ 誘導体験
○ 便利グッズ紹介
(4)講師のギター演奏
(5)触覚を使ってできる体験
→視力を使わないでもちょっとした配慮(工夫)や、視覚以外の手がかりを使うこと
で出来る体験
○ ゲーム
○ 触覚でものを区別し取り出す体験
○ おりがみ体験
(6)まとめ
それぞれの違いを認め合い、学校の行事なども仲間はずれにしないで、協力しあえた
ら、とても素敵なこと。
そして、きっと、優しいクラスや学年、学校になり、この学校って思いやりがあって、居心地がいいよね、と思えるようにできるのではないかな。
これから是非、優しい街にして行ってください。
(7)質問コーナー(給食交流のとき)
5.講師の感想など
○ 誘導体験では児童は緊張しながらも一生懸命取り組んでいた。
○ 全員の児童が誘導体験などをすることは、講師とコミュニケーションが必ずとれるの
でいいことだと思う。
○ 給食交流では、よりコミュニケーションが深まり、視覚障害に関すること以外の質問
が飛び出すなど、すっかりうち解けてコミュニケーションがとれたことを、とてもうれしく感じた。
○ 事前学習で本法人作成のDVDを活用していたため、基礎的なことを理解した上での
講座だったため理解がより進んだ。