1.実施施設名(学校名など): 横浜市立桜台小学校
2.実施日時: 平成26年12月 5日、3~4校時(10:50~12:20)
3.対象者: 4年生学年全体 76名
4.内容
(1)講座の主旨説明
○ 見えないことに配慮された道具やユニバーサルデザインの道具、ちょっとした工夫や
配慮で見えないことが障害にならない(障害が軽減される)こと。
○ 世の中には目が見えない人だけでなく、いろいろな人がいること。
○ 人によってバリアが生み出されている。皆さんにはバリアを作らない人になってほし
いこと
→点字ブロックの上に物を置いたりしないでほしいことを例題として説明。
(2)事前にもらった質問への回答
(3)点字朗読
(4)事前に児童が書いた点字を講師が読む
(5)誘導体験
○ 一般的な、見えない人の誘導法の紹介
○ 代表児童数名が講師を誘導する体験
(6) まとめ
5.講師の感想など
○ 講話や朗読を、真剣に聞いてくれていた。
○ 児童が事前に書いた点字を通して、楽しく会話ができ交流を深められた。
○ 誘導体験では、緊張しているのが伝わってきた。
○ 誘導体験時児童の心温まる声かけで、逆に講師自身も気づきをもらった場面があった。
○ 今回お会いした先生や児童のように、謙虚に学び、一緒に考えてくれる人々がいれば、
障害を個性ととらえられる社会が広がってくるのだと感じた。そしてその地道な活動が私たちの望む「心身機能の障害」が「社会活動上の障害」でなくなる社会がつくられるのではないかと思った。
6.学校からの感想など
〈児童から〉
○ 目が見えない人は、どうしているのだろうと思っていたが、いろいろなものがあって便利なのだなーと思った。
○ 講師の朗読を聞いて感動した。
○ これからは自分ができることをやっていこうと思った。
〈教員等〉
○ 点字を講師が読んだときに児童の顔が嬉しそうに輝いていた。
○ 相手の人の気持ちになって物事を考えていくことを私も学んだ。そして皆の点字が
けっこうちゃんと書けているのだなとわかった。
○ いろいろ調べ知識としては分かったが、今日のように目の前で点字を読んでいた
のをみて、点字が大切なものなのだなということが、あらためてよく分かった。