1.実施施設名(学校名など):  横浜市立西金沢中学校

2.実施日時: 平成26年11月22日、10:00~11:40

3.対象者: 全校生徒 157名

4. 内容
(1)講師自己紹介と講座の主旨説明

(2)生活の工夫の紹介
 →最初に7つのキーワードを提示しパワーポイントを利用し、画像で紹介しながら説明 
○ UD商品、便利グッズ等の紹介
○ 歩行の仕方
 →これらの事柄に対し
○ 法的な側面を含めて社会のあり方で障害が作られたり、なくなったりすること
○ 心のUDについての説明

(3)誘導体験
○ 一般的な、見えない人の誘導方法についての説明
○ 代表生徒数名が、実際に講師を誘導 他の生徒は見学。

(4)講話のまとめ
 バリアを作るも作らないも人、バリアを作らない人になってほしいなど。

(5)質問コーナー

5.講師の感想など

○ とてもまじめな、おとなしい生徒だった。
○ 中学生なので声での反応があまりないと想定していたが、かなり反応を返してくれて   
よかった。
○ 講座が進むにつれ、相手の立場に立って対応すると言うことが、理解されてきた様子が
伝わってきた。   
○ 質問をたくさん出してくれてよかった。

6.学校からの感想など
 (先生から)
  ○ 生徒からは「講演前と講演後では視覚障害についてのイメージが変わった」等の声が 
     聞かれました。
  ○「目が見えないことも一つの個性」「みんな違ってみんないい」「障害は社会がつくっ
   ている」という言葉が印象に残ったようです。
 (生徒から)
  ○ 僕も目が悪いので、もし見えなくなったら講師の方のように前向きに生きていこうと
   思います。
  ○ 講師の方を見ていて突然目が見えなくなったのに、楽しそうにしていて見えなくても
   とても楽しい人生を送っているのだなと感動しました。この先自分も目が不自由にな
   ったら、今日のこのお話を思い出せばいいなと思いました。
  
  ○ 世の中にはいろいろな人がいると思っていましたが、よくよく考えてみるともっとい
   ろいろな人がいることを今日知りました。講師の方はありのままの自分で生きている
   ことに感動しました。私も私なりに生きていこうということも講師の方が教えてくれ
   たような気がします。

  ○ 7つのキーワードの中で一番心に残っていることは「みんな違ってみんないい」です
   視覚障害を個性と考えるなど私は考えたこともなかったし、聞いた時にとても驚きま
   した。もう少しネガティブに考えていると思っていたからです。実際はポジティブで
   良い個性を持っている人だと実感させられました。この経験を生かして、もし偏見を
   持っている人がいたら今日教わったことを伝えたいです。

  ○ 障害のある人は不便で大変だろうと思っていましたが、「みんな違ってみんないい」
   という深い意味を持ったキーワードを聞いてそういう人たちへの見る眼が変わったと
   思います。僕みたいに聞いて思いが変わる人がいっぱいいると思うのでこれからもこ
   の活動を続けてください。

  ○ この学習をする前は障害ある人とない人は違うと思っていました。でも今は人の個性
   としてとらえています。これから街で困っている人を見たら進んで手伝いをしたいで
   す。

  ○ 講師の方ってどんな人かなって最初は不安でしたが、とてもおもしろかったです。今
   回の話を聞いて、将来僕も講師の方のような見えない人たちの役に立つものをいっぱ
   い作りたいです。

  ○ この講演会から人にはいろいろな個性があるということを見直すことができました。
   そして目が見えなくても、ただ見えないだけと考えて生活していることにすごくかっ
   こいいと思いました。私にはそんなこと考えられませんでした。もう一つ思ったこと
   は、もっといろいろな人を手伝いたいと思いました。とてもいい体験をしたと思いま
   す。
   
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