1.実施施設名:横浜市立吉原小学校
2.実施日時 :平成27年10月5日 3~4校時(10:25~12:15)
3.対象者 :4年生1クラス37名
4.内 容 :
(1)三つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
「配慮」「共生」「みんな違ってみんないい」
特に「配慮」「共生」は丁寧に言葉の意味を説明
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
○四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
・聞いてわかる
・さわってわかる など
(クイズを含む)
○画像を出しての自分自身の工夫
○画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
○画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味
○人的サポートの重要さ
(4)児童自身が受けている、又は受けてきた「配慮」を説明
→決して、「配慮」は高齢者や障害者のためにあることではないこと、
みんなの心の持ち方で「障害は作り出したり、無くしたりできる。」こと
を繰り返して説明。
どちらもできるのなら「障害を作らない、無くす人」になった方が良い。
(5)そこにどんな配慮があったら社会生活上の障害がなくなるかクイズ
(6)まとめ・メッセージ
(7)質問コーナー
5・講師の感想など
○児童はメモを取りながら熱心に聞いていた。
○質問がとても多く質問時間が足りなかった。
○学校に少し早めに着いたので、講座会場での打ち合わせや道具の点検などが
ゆっくりできて良かった。
○講座後に児童は講師の状態に配慮して誘導してくれた。
6.学校からの感想など
<先生から>
○調べ学習と関連するところがある児童が多く、興味深く聞いていた。
<児童から>
○障害をつくることも無くすこともできるなら自分は障害をなくしたいと思いました
○思いやりを持つことや共に生きることが大切なんだと思いました。
○一番大切なのはお互いに支え合うことだと思いました。
○配慮をすれば相手の手助けにもなるし、人との関係を深めることもできると
いうことをあらためて思いました。
○世界中で一人でも同じ人はいないし、それぞれの良いところがあるんだと
思いました。
○みんな違うし、みんな個性があることがわかりました。