1.実施施設名:横浜市立峯小学校
2.実施日時 :平成27年10月8日 3~4校時(10:40~12:15)
3.対象者  :4年生学年全体2クラス 68名
4.内容
(1)講師の自己紹介を通じて差別する心から差別しない心への変化の話
(2)見ないでわかる体験
  ○鉛筆入れから赤鉛筆や消しゴムを見ないで出してみる。 
   →触覚情報があることで見なくてもできる
  ○見えない人とじゃんけんで遊ぶ
   →やり方に配慮があることで見なくてもできる
  ○スマホや携帯電話で講師がメールの作成をするところの見学
   →聞いてわかる仕組みがあることで見なくてもできる。
  ※講座の進行メモを講師が画面読み上げソフトを利用してパソコンで確認していること
   も児童は見ていた。
(3)点字の重要性の説明
   →音声環境で情報を得ることの説明から派生させ、触覚でわかる文字「点字」の重要
    性にも着目して説明
(4)弱視の人の社会生活上の障害をなくすには
  ○拡大読書器や単眼鏡の活用の紹介。
  ○白杖の意味と活用の紹介
(5)まとめメッセージ
  ○配慮や障害についての児童自身への適用事例の紹介
  ○配慮が必要なのは全ての人であって、障害者だけではない
  ○だれもが社会的障壁を作り出すこともできるし、無くすこともできる。
  ○共生の大切さ 互いに知り合い理解することで配慮し合い共生していける 
   →みんなちがってみんないい
(6) 質問タイム
5.講師の感想など
  ○熱心にメモを取りながら講座に参加している児童が多かった。
  ○児童との対話形式で講座を進めていったところ、徐々に児童の声が出るようになった。
  ○パソコンやスマホなどは実際に使っている様子を見ていたので、言葉での説明よりも
   児童の理解が早かった。
  ○質問がとても多く出てよかったと思う。
  ○時間に余裕を持ってできる講座で落ち着いて進められた。
6.学校からの感想など〈先生から〉
  ○多くの児童がUDについて考え、自分にできることを考えようとしていた。

福祉教育活動報告トップへ | 福祉教育トップへ