1.実施施設名:横浜市立豊田小学校
2.実施日時 :平成27年11月14日 3~4校時 給食交流 10:45~13:00
3.対象者  :4学年全体 3クラス 88名(学校開放日のため保護者等約20名)
4.内  容 :
    (1)三つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
       「配慮」「共生」「みんな違ってみんないい」
       → 特に「配慮」「共生」は丁寧に言葉の意味を説明

    (2)講師の自己紹介と体験談
       
    (3)日常生活の紹介
       ○ 四感プラス記憶の活用
        人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
        ・聞いてわかる
        ・さわってわかる など
     (クイズ含む)
       ○ 画像を出しての自分自身の工夫
       ○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味。
       ○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味。
       ○ 人的サポートの重要さを説明。

    (4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明。
        → 決して「配慮」は高齢者や障害者のためにだけあるのではないこと
          みんなの心の持ち方で「障害を作り出したり、無くしたりできる」
          ことを繰り返して説明。
          どちらもできるのなら、「障害をつくらない人や無くす人」になった
          ほうが良い。

    (5)そこにどんな配慮があったら社会生活上の障害がなくなるかクイズ

    (6)まとめ・メッセージ

    (7)質問コーナー

5.講師の感想など
   ○ 事前学習をかなりよくしていたことが児童の発言から伝わってきた。
    感性がすばらしい児童たちだった。
   ○ 校長先生をはじめ、先生方がとても熱心な学校だと感じた。

6.学校からの感想など
 <先生から>
   ○ 「講師の方が思ったことを率直に言っても大丈夫だよ」という雰囲気を作って
    くれたことで子どもたちも安心して心を開いて臨めました。
   ○ 視覚障害に対する子どもの見方が大きく変わったのがわかりました。
   ○ 視覚障害をもつ方の「思い」や「生きる姿」に触れさせていただけたことは、
    子どもたちにとってかけがえのない体験になったと思います。

 <児童から>
   ○ 給食の時に講師の人とお話をしてとても楽しかったです。それも共生なんだと
    思います。いろいろな人に配慮して共生をしていこうと思います。今日のお話で
    目が不自由になっても普通に暮らせるのがわかって安心しました。
   ○ 目が不自由でも特別な生活をしているわけでないことがわかりました。
    もし困っている人がいたら助けたいと思います。
   ○ 誰にとっても思いやりが必要。どんなことがあっても、配慮があれば誰もが幸せに
    暮らせると思いました。
    

  
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