1.実施施設名:横浜市立東汲沢小学校
2.実施日時 :平成27年11月18日 3~4校時 10:30~12:10 その後給食交流
3.対象者 :3年生学年全体 3クラス 85名 保護者13名
(保護者にも聞いてもらうために学校開放週間に講座日を設定)
4.内容:
(1)講話「白杖を持つことや、音を聞くこと、周りの配慮があれば街を安心して
歩ける。」
○ 講師の自己紹介
○ 白杖の意味の説明
○ 講師が白杖を持つまでの経緯
○ 白杖を持ってからの自分と周囲の人への理解について
(2)音当てゲーム
(3)点字ブロックについて
(4)「見えない人」「見えにくい人」も日常生活において、いろいろな工夫や
配慮によって障害が無くなる。
○ 視覚情報がなくても、視覚以外の聴覚・触覚・臭覚などによって情報が得
られる。
○ 具体的に実物を使って説明
○ 見ないで折り紙を実際に折るところを児童に見せる。
○ 信号がある横断歩道の横断の仕方について
(5)UD・BF製品の展示と体験
(6)まとめ・メッセージ
(7)質問タイム
○「 白杖を持って歩いている人が困っているときは、声をかけて助けて
あげたいです。」と言葉がありました。
5.講師の感想など
○ 校長先生から「障害者にやってあげるのではなく、共にすることを教えて
いる。」と聞き、共生を実践している学校だなと思いました。
○ 児童は静かに話を聞き、音当てクイズや質問には元気に答えてくれた。
6.学校からの感想など
<先生から>
○ 「心のUD」という言葉がとても好きだと思います。
視覚に障害があるということだけにスポットをあてるのではなく、
どのように自分たちが生きていくのかを考えることが大切だと教えて
いただきました。
○ 児童の中に「自分ができることは行動していこう」という言葉が聞こえて
来るようになりました。
<児童から>
○ みんな違ってみんないいし、誰もが平等だと思いました。
○ 私は心のユニバーサルデザインという言葉を初めて知りました。
目が不自由な人はいろいろ工夫をして暮らしていることがわかりました。
○ 困っている人に声をかけることを学びました。これからは勇気を出して
困っている人に声をかけたいです。
○ 目が見えない人は、少し不便だけど道具があれば同じ生活ができるという
ことを学びました。