1.実施施設名:横浜市立都岡中学校
2.実施日時 :平成27年11月24日 5~6校時 12:40~13:45
3.対象者  :全校 334名
4.内  容 :
    (1)三つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
       「違い」「配慮」「共生」

    (2)講師の自己紹介と体験談

    (3)日常生活の紹介
       ○ 四感プラス記憶の活用
        人が見ること以外で周りのことがわかることの画像を映し出しての
        紹介と確認
        ・記憶していること、聞いてわかること、触ってわかることなど。
     
       ○ 画像を出しての自分自身の工夫
       ○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味。
       ○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味。
       ○ 人的サポートの重要さを説明。

    (4)視覚障害者の一般的誘導方法の簡単な説明
    (5)合理的配慮についての簡単な説明
    (6)生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明。
        → 決して「配慮」は高齢者や障害者のためにだけあるのではないこと
    (7)少し踏み込んだ社会モデルでとらえた障害の考え方の説明
       *そこにどんな配慮があったら社会生活上の障害がなくなるかクイズ

    (8)まとめ・メッセージ
      ○ 社会的障害は作り出すことも無くすことも皆さんの気持ち次第でできる
      ○ お互いに違いを認め合った配慮や共生の気持ちあふれた社会にできる
       ことが、皆さんが快適に暮らせる社会の実現に繋がる。
    (9)質問タイム

5.講師の感想など
   ○ 声で反応を返して話を聞いていた。

6.学校からの感想など
 <先生から>
   ○ 事前に打ち合わせをしたことで、講師の方のお話ししたい点などがよくわかり、
    とても参考になりました。事前打ち合わせがとても大切だと実感しました。
   ○ 生徒なりに感じるところはあったと思います。この講座が何かのきっかけに
    なればと思います。

 <生徒から>
   ○ 障害は社会が作り出していると言う、自分が全然気づいていなかったことに
    気づかされました。考え方が変わりました。他人事ではなく自分の行動で
    障害を無くすことに取り組んでみたいと思いました。
   ○ 社会が障害を作り出しているということが一番心に刺さりました。
    健常者が健常者のための社会を作っていることが、障害を作っているという
    ことに気づくことができました。
   ○ 講師の方が経験を話してくれて、見えなくなっても前向きに生きていること
    がわかりました。僕も何があっても前向きに生活していきたいです。
   ○ どこかが不自由であっても不自由でなくても、一人がみんなのために、
    みんなは一人のために思いやる心が大切だとあらためて思いました。
    普段、障害を作り出しているのは社会、私たちだけど、それを無くすことが
    できるのも私たちなので、みんなが心がけて配慮して豊かに暮らせる社会を
    作り上げていけば良いと思いました。自分もその一員となっていきたいです。

 
 福祉教育活動報告トップへ | 福祉教育トップへ