1.実施施設名:横浜市立本郷小学校
2.実施日時 :平成27年11月26日 3~4校時 10:45~12:15
         (その後、給食交流)
3.対象者  :4学年全体 3クラス 106名
4.内  容 :
    (1)三つのキーワード
        配慮、仲間外れをつくらない、みんな違ってみんないい
      ○ 画像で提示、講師の後について児童全員で復唱
      ○ キーワードの意味の説明

    (2)点字について
      ○ 講師の生活を豊かにしている点字について‥講師の体験談から
      ○ 点字の簡単な歴史と点字が視覚障害者にもたらした大きな文化的意味を
       簡単に紹介
      ○ 講師の後について児童も詩の朗読
       →声から伝えられる情報について大切なことを説明

    (3)講師の生活の様子を簡単に説明

    (4)見ること以外から周囲の様子を知る手段について確認
       →聞くこと、触ること、におい、そして記憶の活用
      (聞いてわかる体験)
       ↓  ↓
    (5)そこに見てわかること以外の仕組みがあることで、見えなくても障害は
       生じないことを説明
      ○ ちょっとした工夫
      ○ UD・BF製品の活用
      ○ 周囲の配慮
       →UDもBFも作り手の心に配慮があることで作られるもの

    (6)児童自身が受けている配慮
       →配慮が必要なのは決して高齢者や障害者だけでなく、皆にとって
        必要なこと

    (7)社会に障害を作り出すのも無くすのも一人ひとりの行動が大切なこと
    (8)配慮し合って楽しく暮らすには互いの違いを知ること
       →みんな違ってみんないい
    (9)質問タイム

5.講師の感想
   ○ 児童に講師の後について復唱をいろいろな場面でしてもらったが、元気に
    復唱してくれた。
   ○ 講座中、児童は問いかけに積極的に答えてくれて講座を進めやすかった。

6.学校からの感想など
 <先生から>
   ○ 講師の方と一緒に給食を食べ、誘導体験をしたり、お話をしたりできたのが
    良かったです。
   ○ 目が不自由であっても様々な配慮をすることで私たちと変わらない生活をし
    ていること。
    みんながもっとよりよく関わり会えるような社会になってほしいこと。
    そのことを真剣に考えることができる大人になってほしいという強い思いを
    感じました。

 <児童から>
   ○ 目の不自由な方も普通の生活をしていることがわかりました。
    包丁は手の感覚で使えるのがすごいと思いました。
   ○ 点字や音の出る道具が目の不自由な人に役立っていることがわかりました。
    国語で勉強したことの通りだったと感じました。
   ○ 目の不自由な人の生活は同じだと思いますが、困っていることはたくさん
    あると思いますので助けたいと思います。
    一人ひとりみんなが協力してあげれば、目の不自由な人も少しは楽に暮らす
    ことができます。
 
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