1.実施学校名:横浜市立藤塚小学校
2.実施日時 :平成27年12月9日 2校時(低学年)3校時(高学年)
3.対象者 :低学年173名 高学年185名
4.内 容 :
(1)講師自己紹介
○ 仕事について
○ 盲導犬「クーガ」について
(2)視覚障害は全盲だけではない
○ いろいろな見え方の人がいること
○ 見えない人とみえづらい人の見え方を具体的に説明
○ それぞれ読書はどんな方法でしているか
(3)目を情報入手の手段に使わなくても生活を普通にしているという話
○ 耳から入る情報が大きい→だから、私達にとって音声と声かけをして
もらうことが必要だという話
○ 食品や料理では、重さや肌さわりでも多くのことがわかる
○ 靴底からの情報でも歩行の助けになる
○ 鍋の煮え具合や魚の焼け具合が臭いでわかる
○ これまでの長い経験で記憶している情報を活用するという話
(4)盲導犬への正しい理解
○ なぜ盲導犬を使うようになったのか
○ 盲導犬を使うようになって生活や人との交流がどのように変わったのか
○ ハーネスの役割と盲導犬の仕事
○ 社会に盲導犬が受け入れられるようにするために注意していること
*低学年のみオカリナ演奏
(5)他人への気遣い・配慮があれば、社会の仕組みを考えることで社会的に
弱い人の障害は軽減できるということについて。
(6)質問タイム
5.講師の感想など
○ 低学年のオカリナ演奏では児童も知っている曲だったので、いい雰囲気を
感じられた。
○ 低学年・高学年ともに興味深く集中して聞いていた。
6.学校からの感想など
<先生から>
○ 子供たちは興味を持って話を聞いている様子でした。
○ 事後の振り返りでは、自分たちにできることを子供たちはよく話していました。
<児童から>
(低学年)
○ これからは相手のことを考えて思いやりのある行動をしたいです。
○ 目が不自由な人に会ったら優しく声をかけ、「できることがありますか。」と
たずねてみたいと思います。みんなの力でいろいろな人の「困った」が少しず
つ減るようにしていきたいと思います。
(高学年)
○ 白杖を持っている人に自分たちから進んで声かけや案内をしたいと思います。
また、いろいろな立場の人が生活しているということをあらためて学びました。
私たちのクラスでも一人ひとりの人権が守られるように仲良く、そして協力し
ていきたいです。
○ 私は思いやりを持って誰にでも優しく接したいと思います。学校の友達だけで
なく町の人にも優しくしていきたいです。