1.実施施設名:横浜市立川島小学校
2.実施日時 :平成28年1月26日 2~3校時 9:40~11:20
3.対象者  :4年生学年全体 59名
4.内 容  :
 (1)講師全体の簡単な紹介
 (2)体験で感じて欲しいことの説明
     体験はただおもしろかったとかできたと言うことだけにしないで、ここに
    どんな仕組みや工夫・配慮があるから、見なくてもできた・見えない人と
    ともに楽しめたかを考えながら取り組んでほしいことを説明。

 (3)体験
   ☆卓球(サウンドテーブルテニス)
    ○ ルールを説明しながら講師同士のデモンストレーション
     ‥‥わけは説明しないで、必ず静かにすることが必要ということも説明。
    ○ 全員が少しずつ実際に体験

   ☆折り紙体験と便利に使える道具の紹介・講話
    ○ 見なくても便利に使える道具の紹介
    ○ 折り紙は特別なルールや道具を使わなくてもみんなで楽しめる。
    ○ 触覚で折り紙をすることの体験
     ○ 社会に存在する障害は、一人ひとりの心がどうかで障害を作りだしたり
     なくしたりすることができること。  

*2クラスを分けて交互に双方とも行った。

 (4)体験から見えない人と共に楽しめた仕組みの解明
    ○ 卓球(サウンドテーブルテニス)には、どんな仕組み・工夫・配慮があって
     見えないで楽しめるようになっているのか。また、折り紙はどのようなことに
     意識を向けると見ないでできたのか。
    ○ 体験で児童が感じたことを出してもらいながら工夫の種明かし。

 (5)質問タイム

 (6)まとめとメッセージ

5.講師の感想など
    ○ 体験の後に、児童自身にそこにはどんな配慮や工夫があったかについて発言して
     もらったことで、「見えない人と共に楽しむこと」の延長線上の
    「ともに楽しめるスポーツ」について理解が深まったと感じた。

6.学校からの感想など
 <先生から> 
  ○ 体験を通じ、視覚障害者の方もスポーツを楽しんでいることが理解できました。
   また、視覚障害者にとって「音」が大切な情報であること、日常生活を健常者と
   同様に過ごせることを受け止められる児童もいました。
  ○ サウンドテーブルテニスだけでなく、折り紙やバリアフリーについての活動も入れて
   いただいたので、視覚障害者へのアプローチがスポーツに偏ることなくできて良かっ
   たと思います。

 <児童から>
  ○ 卓球では、目の不自由な人は音でわかって本当にすごいと思いました。
   すごく楽しかったです。
  ○ 目をつぶって折り紙をしたら難しかったけど、講師の人はすごいなあと思いました。
  ○ 卓球はやってみて、すごく楽しいと思いました。
   視覚障害者でもスポーツがあるんだなあと思いました。普通の卓球とあまり変わら
   ないと思いました。
  ○ オセロやトランプなどで視覚障害者の方たちと交流できそうだと思いました。

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