1.実施施設名:横浜市立本郷台小学校
2.実施日時 :平成28年1月28日 3~4校時 10:45~12:00
3.対象者  :4年生学年全体 3クラス86名
4.内  容 :
 (1)先生および講師の挨拶
 (2)講話
   ○ 弱視講師の自己紹介と体験談に続き弱視体験
   ○ 弱視と全盲の社会的障害を無くすUD、BF製品の紹介
   ○ 見えない、見えにくい人の外出の時の手段の紹介

 (3)見えない、見えにくい人の一般的な誘導方法の説明と児童代表による誘導体験

 (4)休憩5分(紹介したUD、BF製品を児童に手を取ってもらっての紹介)

 (5)点字体験
    →点字の重要性を説明した後に、点字を使ってエッセイの朗読

 (6)まとめとメッセージ

 (7)質問タイム

5.講師の感想など
  ○ 児童は明るくとても元気で、講師の問いかけによく反応して真剣だった。
  ○ 休憩時間には、児童が点字の本やバリアフリー製品などを熱心に見ていた。
6.学校からの感想など
 <先生から>
  ○ 児童は興味を持って反応しながらお話を聞くことができていた。
   講座が進むにつれ講師の方の問いかけに対し、声を出して反応する児童が増えて
   きていた。目が見えない人に対して、どのようにすれば伝わるのかということを
   考えていた。
  ○ お話だけでなく実物を見せていただく内容もあったので、子どもたちがイメージを
   持ちながらお話を聞くことができた。また、点字朗読を聞き、「点字で夢をかなえ
   ています。」というお言葉が子どもたちにとって重みがあったようだった。

 <児童から>
  ○ 夢がかなったことを教えてもらって「あきらめていたこともやろう」と勇気がもら
   えました。手を挙げるのではなく声を出すことは普段やっていなかったけれど、声
   を出して関わり合う大切さがわかりました。「みんな違ってみんないい」このこと
   を聞いて心を打たれました。目の見えにくい人に会ったことがあって、その時サポ
   -トできなかったので、今度サポートできたらいいと思います。
  ○ 見えにくいと言うことを聞くと全部が大変なイメージがありましたが、そうではなく
   てみんなと全く同じことをしていることがわかりました。この人権教室の中で一番
   学べたことは「みんな違ってみんないい」と言うことです。
  ○ 目が見えない人がとても工夫して暮らしていることがわかりました。目が見えない人
   も楽に使えるものがもっと増えていくといいなあと思います。そして、自分も少しで
   も役に立てたらいいなと思います。
  ○ 点字朗読を見て、見えない人にとって点字はとても大切なものだと感じました。

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