更新日:2017年10月18日

どんなことで見えない見えにくい人に障害(不便・困ること)が作り出されるのでしょうか。

社会生活で障害(不便・困ること)があるのは「見えないからだ」と、その人の身体機能が原因だと考えられてきました(個人モデル)。

でも、少し視点を変えてみてください。
社会が「いろいろな人が暮らしやすい環境や配慮の心にあふれた街」になっていたらどうでしょう。
誰もが障害(不便・困ること)なく、みんな楽しく暮らせるようになるのではないでしょうか。
見えない見えにくい人も、この社会にいろいろな人に配慮があれば
単に「目が見えない見えにくい人」であって、「障害がある人」ではなくなります。

社会生活で障害(不便・困ること)があるのは「社会にいろいろな人が暮らしやすい仕組みや配慮があるのかどうか」という社会環境にその原因があるのです(社会モデル)。

この「社会環境との関わり」を押さえることが、極めて大きなポイントなのです。

「見えることがあたりまえ」の発送(つまり「見ないと情報が伝わらない仕組み」)で製品を作る、情報発信をする、サービスを提供する。など。
このような社会環境が見えない見えにくい人に(障害)を作り出しています。

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